ゆっきーへ。

彼への手紙という形なので長文だし私のモヤモヤした感情だしちゃってるし不快な思いするかもって方は見ないでください。

でもこれだけおねがいを。

彼は殺されました。本当のことを明らかにしたいです。

2019年12月14日午前4時ごろに心斎橋で起こった事件について通りかかった際何かおかしいと感じたり、目撃した方些細な事でも構わないので警察に連絡していただきたいです。

泥酔した彼が店内のストーブなどを蹴って暴れて、引き渡された警備員がそれを止めようとして過剰な対応によって亡くなってしまったと報道されています。

「暴れた被害者が悪い」

「大人2人で止められないくらい暴れていたら上に乗るのも仕方ない」

といった意見も見受けられました。

だけど本当のことは全然違っていて、

「引き渡しの際店内でトラブルがあった」という事実はないと店員さんが証言していて

目撃した方も無抵抗の彼に二人掛かりで暴力を振るっていたと証言してくださっているみたいです。

仮に酔っ払って暴れていたとしても泥酔して抵抗する力も殆どないであろう彼を押し倒し、心臓付近に膝から飛び乗ったり、首を絞めたりって明らか過剰ではないでしょうか。殺す意思があったと感じてしまうほどの事です。

警備員だから「酔っ払った被害者を抑えつけようとして死んでしまった」ってなってしまっている現状に納得がいきません。

すぐに未確定情報を流すマスコミだから首を絞めていたという事も本当かはわからないけれど

心臓破裂で死なせたという事実は変わらないし、それに関しては確実に何か暴力を振るっていることになる。

これだけ後輩からも同期からも先輩からも好かれている彼が、これほど酷い事をされて殺されたのに悪者になってしまう事が怖い。

本当のことを明らかにしたいです。

そして少しでも彼らに重い罪を背負ってほしい。

それでもゆっきーは戻ってこないけど、こんな人たちが社会に出てくるなんて信じられない。

ご協力おねがい致します。

ここからは彼への手紙を。

ゆっきーとの出会いは6年くらい前やったね。

私がまだ城天がメインでライブハウスなんて殆ど行ってなかった頃。

私の好きだったバンドのサポートベースをしていて、はじめてライブハウスに見にいった日に加入、改名が発表されて初対面で意味のわからない絡みをして笑ってたのを覚えてます。

8個も上やのにいきなりタメ口で話してごめんね。笑

「敬語の方がいい？」って聞いたら「いや、そんなゆずちるきもいわ笑笑」って叩かれたな。笑

バンドは変わったけど6年間何回も会いに行ったし、そのたびに「お前は変わらんなあ、幼すぎやろ色々」って馬鹿にされては、「ゆっきーは老けたな」って返してた、今思えば意味わからんすぎる。笑

馬鹿みたいな会話しかしないくせに、私が悩んでたら気付いてくれて相談にも乗ってくれた。

私が「絶対一番好きなメジャーのバンドのカメラマンになるねん！」ってみんなに馬鹿にされてる夢を口にした時も

「お前なら行けると思うで、じゃあどっちが先に大阪城ホールのステージからの景色見るかやな」って応援してくれた。

カメラマンとしてからのバンドを撮影したときもすごく、すごく褒めてくれた。

でもこの時よりもっと写真の幅が広がったから、また撮らせてな！ってずーーーーっと言ってた。

それが叶うはずだったのが2019.12.19。

私の大好きな人のワンマン。サポートベースがゆっきーだと発表された瞬間に彼に連絡してた。笑

「まじで！？約束の第一歩や！」って喜んでくれた。

亡くなる前日サプライズのことで連絡して、「下手くそな歌ではっぴーばーすでー歌ってな！頼んだで！」って送って

「がんばるわ…また連絡する！」って返ってきた連絡。

そこからどれだけ送っても既読にならない。返事は返ってこない。

今年の誕生日お祝いした時「6回目や！」って言ったら「7回目もちゃんとお祝いしてや」って言ってたのに、ゆっきーが居なくなってどうすんの？？

ゆっきーが応援してくれれた夢叶ったんだよ。DMしてて言おうかと思ったけど「直接いうから！1週間まって！笑」って言ったら楽しみにしてるわって言ってたのに。その日は来なかった。

いつもみたいに私が報告したらオーバーリアクションで反応してよ、喜んでよ。

良い人ほど先に亡くなっていく。でも、でもさすがに早すぎるよ、私が唯一素で話せてる人でした。私が「よ！」ってグーパンしたらグーパンしかえしてこいよ。なんでDM返信こないの？なんで声が返ってこないの？

約束していた場所に彼はいなくて、正直撮影なんてしたくないと思ってしまった私もいたけど、彼はわたしに絶対立ち止まることを許してくれなかったことを思い出した。

お前なら大丈夫、まだあと少し頑張れば叶うからっていつも背中を押してくれてたから、私は笑顔であの日を迎えることで彼は笑ってくれると信じてた。

いつもみたいに「お前はやればできんねん！」って背中を押してくれるとおもった。

毎日泣いていても、まだひょっこり現れてくれることも信じていて、何がなんだか自分でも分からない。大好きだったよ。これからもずっと大好きです。

また向こうでも写真撮らせてね。それまで腕磨いてるからまってて🙆‍♀️